他者主導の面接に同席して記録を書く

公開日: 2017/11/22 CSW MSW

他者主導の面接に同席して、その記録を書くということを最近よくするのだけど、さまざまな気づきがある。

自分が行う面接は、面接前にあらかじめつくった簡易な骨組みだけの構造物(仮説)を、面接内で得られた主観、客観的事実で肉付けしていく作業(検証)と言えるので、面接記録を書くことは、一呼吸置いて、仮説を検証する作業(振り返り)でもある。

他者主導の面接の記録を書く際には、上記の作業はできないが、メタな視点で、面接者とクライアントが(厳密には観察者である自分も含む)場にどのような影響を及ぼし合い、かつ、相互作用がどのような形で生じているか、みたいなところの観察の振り返りができるので、なかなかおもしろい。

なにごとにも意味を持たせれば、いくらでも学ぶことができる。学びの時間効率も最大化できる部分はそうしていきたい。人生はそう長くはないのだから。
  • ?±??G???g???[?d????u?b?N?}?[?N???A