【書籍紹介】経済について勉強をする際に役立った2冊
公開日: 2011/08/08 読書記録
現場に出て1年目の頃、社会のモノゴトを知らなすぎるのはよくないという思いから、政治、経済、法律について最低限の知識をきちんと得るための勉強をするようになりました。勉強といっても多くの知識を詰め込むということではなく、関連書籍を読み、色々なモノゴトを考える上での概念、大枠を学ぶということを目標としました。ということで、経済に関する書籍を2つ紹介させてもらおうと思います。
当時、悲しいほどに経済について知らなかった自分が、貨幣って?というところから、今ニュースを賑わせている為替介入まで、それなりに理解ができるようになった2冊です。
日銀を知れば経済がわかる
作品の紹介
「日銀、政策金利を○%に」「日銀、国債買い入れ○億円増」―日々伝えられる日本銀行のニュース、あなたはどのくらい理解していますか?世界の金融恐慌が私たちの生活を脅かす時代、金融政策はもはや他人事ではありません。金融を操る司令塔、日本銀行。その仕事を知れば、経済の見かたが変わる。日銀のニュースがわかる12章。
社会人になり、経済についての知識が恥ずかしいほどなかった自分が最初に手にした本です。自分にとっての経済への入門書のようなものです。
日本銀行の3つの役割(銀行の銀行。政府の銀行。発券銀行)から、わかりやすく経済について、お金について説明してくれています。円高、円安。インフレ、デフレ。金利、買いオペ、売りオペ…etc。日頃耳にするけれど、「なんだろう」という経済のキーワードが少しずつ自分の中に落とし込め、理解できるようになった1冊です。
下手に難しい経済用語を使うことなく、日本銀行の役割から、経済を見ていきましょう、という本書。ぜんぜん経済のことわからない!!という方にはオススメです。
経済ってそういうことだったのか会議
作品の紹介
あの竹中平蔵と、あの佐藤雅彦がこの地球の経済をやさしくするどく解き明かす、新・経済の入門書。
池上氏の書籍が、日銀から経済を知るという構造的な理解の手助けになるのに対し、こちらは、種々のテーマについてのキーワードを押さえた上で、そのテーマの基本的な部分を理解するのに役立つという感じになっています。
とりあえず、2冊を読んでみて、自分の中で気になるテーマや、もっと深く知りたい事項について、もう少し詳細に書かれた書籍を読んでみる、というふうにして、その後の読書の方向性を決めるのにとても役に立った2冊でした。
もしよければ一読されることをおすすめいたします。
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