Books)ホモサピエンス全史

公開日: 2017/11/27 勝手にブックレビュー 読書記録


遅ればせながら読みはじめたのですが、面白すぎて、人に薦めたいです。


まだ第一部「認知革命」二章の「虚構が協力を可能にした」までしか読んでませんが(笑)、ホモ・サピエンスが同じホモ属であるネアンデルタール人たちをおしのけ、唯一のホモ族として今に至ったのは『虚構』を生み出す力があったからだという話から、『想像の共同体(著 ベネディクト・アンダーソン)』、近著に『母性のディストピア』のある宇野常寛さんの『シン・ゴジラ』評論を思い出した。thursday.jp/archives/596

営利、非営利限らず、法人が掲げるビジョンミッションも虚構だと理解すると、7万年前の祖先ホモ・サピエンスたちが装置としての虚構(物語)を勝ち得ることができた理由に惹かれる。先を読むのが楽しみです。


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