ソーシャルアクション・パターン

公開日: 2015/08/18 SCA ソーシャルアクション 思索



先日は、とある患者家族会の代表の方(ご家族)とお会いをしに横浜へ。
(7/5の弊法人のイベントに参加くださった方です)



書きたいことがとても多いのですが、真なるソーシャルアクションの主体は誰なのか。誰であるべきなのか、そして「援助者」と呼ばれる人たちはどう振る舞うべきか、問いが非常にクリアになっていくここ1週間でした。



単に、”メディア的にセンセーショナル”でない、という理由だけで、然るべきフィールドにおいて、”アクション”が取り上げられていないことが多分にある、と私は思いました。


少なくとも、今日お会いした方は、15年間の間に、「当事者の声」をもとに、仲間を作り、ツールをつくり、ネットワークを当事者外に広げ、戦略的なアドボカシーにより議会を動かし国レベルの成果を獲得し、小さな会にコンサルテーションを行い、確実に社会を変えていました。(ですが、”社会を変える”という文脈では、いくら探しても、この方のアクションは、グーグル等の”検索”では拾えないものなのだと)


まだ数名の方だけですが、語りを聞かせていただいて思うのは、ソーシャルアクション・パターン、はつくれるだろう、ということです。この仮説については今後、長い時間をかけて詰めていきます。

わたしたちは、泥まみれになって、こういったアクションを起こしている方々を探し、会いに行き、それを美談として終わらせるのではなく、そこから貪欲に学び、再現性の高い仕組みをともにつくるためのパートナーとして握手をしていく、それこそが、福祉の現場から社会を変えるスピードをあげていくために、まずやるべきことだと思いました。


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