スクールソーシャルワーカー全校配置を提言へ

公開日: 2015/04/29 教育

▼「スクールソーシャルワーカー全校配置を提言へ
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自民党の教育再生実行本部は、社会が複雑化するなか、学校教育にも多様な人材が携わることが必要だとして、教育や社会福祉の専門知識を持つスクールソーシャルワーカーなどを、すべての学校に配置することを目指すとした提言案をまとめました
提言案では、「社会が複雑化するなか、多様な課題に対応できる学校にするためには、優秀な教員を確保しながら、学校教育に多様な人材が積極的に参加して、それぞれの専門性を十分に発揮する必要がある」としています。

そのうえで、教育や社会福祉の専門知識を持ち、問題を抱えた子どもの支援に当たるスクールソーシャルワーカースクールカウンセラーについて、位置づけや職務内容を明確にしたうえで、すべての学校に配置することを目指すとしています。

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いろいろな見方ができるニュースではありますが、
社会福祉士養成カリキュラムに「就労支援サービス」があるにもかかわらず、生活困窮者自立支援事業等における『相談支援員』『就労支援員』に社会福祉士を任用することが想定(明記)されない現状、という社会福祉業界としての”失敗”があるということを踏まえると(*1)、

おそらく、社会福祉士、精神保健福祉士の職域拡大という観点からは、業界全体としては、スクールソーシャルワーカーの活用において、社会福祉士、精神保健福祉士の必置を目指していくことになるのではないでしょうか。

個人的な感想としては、ソーシャルワーカーにとっての、教育の現場は医療と同様に、「福祉」が主たるフィールドではない、つまりは、「外様大名」である現場ですので、先生(教師、医者)たちから、極論、「ソーシャルワーカーと一緒に仕事をすると、自分の仕事に専念できる。楽になる」と思ってもらえるような、協働体験を積み重ねていくことが必要になると想像されます。

また、教育現場における問題は多岐にわたりますので、ソーシャルワーカーにとっては、自分をとても鍛えることのできる負荷の高い現場であるからこそ、しっかりとした教育体系やスーパービジョンの体制を築いていくこともまた業界全体に課せられていることであるのだと思います。

(*1)
社会福祉士が活用・配置されない資格という疑念』第6回福祉人材確保対策検討会資料より
http://social-change-agency.com/?p=1269(SCAホームページ)

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