捨てる力 著:羽生善治(Books)

公開日: 2013/09/12 勝手にブックレビュー 読書記録





捨てる力 著:羽生善治
http://goo.gl/kgjTCW


内容(「BOOK」データベースより)
ひとつの手を選ぶことは、それまで考えた手の大部分を捨てること
─史上初の七冠独占を25歳で成し遂げ、その後も記録を塗りかえ続
ける天才棋士、羽生善治。彼が進し続ける秘密は、意識的に過去の
経験やアイディアを「捨てる」ことにあった!「忘れることは、次に進
むための大事な境地」「創造的な思考をする際に、記憶は足を引っ張
る」など、最強頭脳の真髄に迫る。


著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
羽生善治
1970年、埼玉県生まれ。将棋棋士。1985年に史上3人目の中学生棋士となる。
1989年に初タイトル「竜王」を獲得。1996年には「竜王」「名人」「王位」
「王座」「棋王」「王将」「棋聖」という7つのタイトルすべてを獲得し、話題を集めた。2007年12月、史上最年少、最速、最高勝率で通算1000勝を達成(史上8人目)。
2012年8月には通算1200勝に到達した。永世名人、永世王位、名誉王座、永世棋王、永世王将、永世棋聖。

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将棋棋士羽生善治氏の著作。


羽生氏は、多くの著作を出しています。
本作を含め、羽生氏の著作からいつも感じるのは、
「削ぎ落された言葉」というイメージです。

羽生氏の言葉には、余分な贅肉がありません。
淡々と、シンプルに、言葉による、思考の連結が
続いていく、という印象を私はいつも受けます。

以下、印象深い言葉を抜粋します。

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「ごちゃごちゃ考え過ぎずに、シンプルな思考を心がける」 

『伸び悩んでいるときに、「本当に好きか」試される』 

「才能とは、10年、20年と同じ姿勢で同じ情熱を傾けられる力のこと」 

「難しい問題に対して、わからないと思いながら考え続けてきた根気、ずっと我慢して費やした時間、そうしたことがプロとして育っていくことを助けたのではないか」  

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ひとつの、プロフェッショナル論として読んでみるのもおススメです。




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