気づきの宝庫である"変化"をキャッチする方法について考える

公開日: 2013/07/22 SW解体新書制作委員会 思索

本エントリでは、発刊中のメルマガ「ソーシャルワーク言語化のススメ035号」から一部抜粋し、「気づきの宝庫である"変化"をキャッチする 方法」についてお伝えをしていこうと思います。



【1.言語エクササイズ035】(2013.5.25発刊号)

過去5回で「自分棚卸し」シリーズと称し、
言語するため「気づき」を得るため
「自分という鉱山」見つけ方について、お
話をしました。


気づき→問いを生成する→考え、言語する
という過程を考えるとき、”どように気づき
を得るか”ということを考えておくことで、言
質や量は変わります。


"どように気づきを得るか"を考えたとき、「自分
という鉱山」を見つけ、掘り起こす「自分棚卸しワ
ーク」が有用であるということをお伝えしました。


本号では、「気づき宝庫である"変"をキャッチする
方法」について考えていきたいと思います。

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<気づきは違和感でもある>

「気づいた」という言葉を使うとき、みなさんは、
どんな感覚をもっていますか?


気づきは”「あれ?」と感じる違和感”と言い換え
ることができます。

日々感じる「あれ?」という違和感である小さな
気づきが積み重なることで、問いは生成されます。

そして、「あれ?」という違和感強度が高ければ
高いほど、「あれ?」に凝縮されている気づき
素は多くなるです。


<違和感集合体=主観的な変

みなさんが「自分は変わった!」と感じるときは
どんなときでしょうか?

人は、「自分は変わった!」と感じるとき、主観的
な変を肯定的にキャッチできている状態にあります。
「あれ?」という小さな違和感が、積み重なることで、
「主観的な変」として、それを知覚できるようにな
ります。


ですが、自分中に「変を知覚できる準備」ができて
いないと、「あれ?」という小さな違和感は、積み重なる
ことなく、「主観的な変」を知覚することは難しくなり
ます。


疲れていたり、何かを考えるが面倒くさかったり。
何かに追われていたり、心と身体が疲弊している状況では、
「変を知覚できる準備」が出来ていないため、小さな違
和感はスルーされ、「主観的な変」を知覚することがで
きません。


「自分が変わった!」と感じるとき=主観的な変をキャッチ
できている状態と言えます。


「自分が変わった!」という主観的な変には、多く気づきが
詰まっています。体感として存在する主観的な変を、丁寧に
整理し、問いを立て、言葉にしていくことで、言語幅は大きく
拡がります。


「気づき宝庫である"変"をキャッチする方法」を考える上で、
「変を知覚できる準備」ができているかという前提条件をまず
考える必要があります。


次号からは、シリーズ「変を知覚するため心と身体と環境を
つくろう」と題し、お伝えをさせていただきます。


以下、今後配信内容予定です。

よろしければ、ぜひ、ご購読ください。
ソーシャルワーク言語化のススメ


<変を知覚するため心と身体と環境をつくろう>


【心】
・1.自分心を整える方法をつくる
・・・感情を整える(第36号発刊済)

・・・余白を生む(第37号発刊済)
・・・言葉を選ぶ(第38号発刊済)
・・・捨てる(捨てられないモノ・コトを知る)(第39号発刊済)
・・・為すべきこと、為さなくてもよいことを決める(第40号発刊済)
・・・マイ整えスタイルをつくる(第41号発刊済)

・2.他者と関係性から自分心を整える
・・・好きな人、嫌いな人と、そ理由を知る(第42号発刊済)
・・・心地よい距離感・時間を知る(第43号発刊済)
・・・時間と共に関係性を育みたい他者を知る(今週土曜日7/27発刊予定)
・・・分人ラベリングをする
・・・ロールモデルを融合しオリジナル・ロールモデルをつくる



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2ヶ月に1回、ソーシャルワークを語る会を開催しています。





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