任意団体として発足してから2年が経ちました。

公開日: 2015/09/02 SCA 思索

SCAが任意団体として発足してから2年が経ちました。あの頃の自分は今以上に青臭く、自分が現場で働く中で蓄積した問いと、勝手に抱いた危機感に対してブログに書き綴る日々でした。

ですが、ある日突然、ふと、「書いているだけでは現実は変わらない」と思い、夜通しで設立趣意書を書き上げました。勘違いも甚だしいのですが、「自分がなにかやらねば」と衝き動かされ、こじんまりと開催していた勉強会に来てくれていた人に声をかけて、「一緒にやってください」とお願いをしたのが2013年8月24日でした。

この2年は、問題意識を業界に対して問い、そしてゆるやかなネットワークをつくることに注力してきました。「何かやろうとしている奴らたちがいるらしい」くらいの認識は社会福祉業界から得られるようになりました。この半年は、組織として次のフェーズに移行するために足を使い様々な場所に行き、人と会いました。

そして、社会福祉業界外のメンバーの参画もあり、組織内の多様性も生まれ、組織として今後10年スパンで体現すべきストーリーの練り上げ、現在、暫定解の最終の詰めを行っているところです。 

秋口には、正式に今後、私たちが目指すストーリーをお伝えをさせていただく予定です。いつも応援、ご助力いただいている皆さんに、改めて感謝しつつ、今後も社会に贈与と返礼のサイクルを生み出していきたいと思っています。

以下、弊法人、広報柴原の文章です。

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SCA広報のふくしばです。 
ちょうど二年前の2013年8月24日、代表の横山が定期的に開催していた「ソーシャルワークを語る会」の参加者たちとともにソーシャルワーカーの研鑽やソーシャルアクションを支援する団体として立ち上げたSCA。発足当時、私はまだ参画していなかったのですが、「若手ソーシャルワーカーのための実践知プレゼンテーション」など面白そうなイベントを企画したりしてるのをネットで拝見していて、とても活きのいいワーカーが出てきたなぁと陰でワクワクしておりました。

そのうちTwitterでいっしょにSCAを盛り上げてくれるメンバーを募集していると聞きつけ、私の方から声をかけさせてもらったのが昨年の1月。いまではすっかりコアメンバーとして各種企画・運営をはじめとしてアレコレと手広く自由にやらせてもらってますが、考えてみればSCAに参画するようになってまだ1年半くらいしか経っていないんですね。SCAのメンバーとはかなり濃密な時間を過ごしているのでもう何年もいっしょにやっているような気になってしまいます。 

「ゆとり世代」とか「さとり世代」とかいろいろ言われがちなポストロスジェネ世代の若者たちですが、私が出会う若者たちはみんなスマートで情熱にあふれていて、アラフォーの私は本当にいつもたくさんのエネルギーと感動をもらいます。その中でも特にSCAのメンバーは飛び抜けた熱量を持っていて、手前味噌ではありますが彼らとなら必ず何かを成せると心から信頼を寄せることができる貴重な存在です。 

任意団体としての発足からまだ2年、NPO法人化してからまだ半年という短い期間ではありますが、すでに福祉の世界におおきなうねりを生み出しつつあることもひしひしと肌で感じています。「私たちは何をなすべきか」ということは、私たちの中には常に存在していましたが、これからの一年はこのミッションをもっと対外的に示していくために大きく声を上げながらどんどんアクションしていくフェーズに入っていく予定です。  
また近いうち組織的なプレスリリースがあると思いますが、どうぞ今後のSCAのアクションにご期待いただくとともに、みなさんといっしょに福祉業界だけでなく世の中全体の福祉シーンを盛り上げていけたら嬉しゅうございます。
個人的な思いやことばばかりで恐縮ですが、SCAのはじまりから2年という記念日に寄せて、ちょこっと語らせていただきました~。 

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