(寄稿)ソーシャルワーク言語化ゼミ:学生参加者の方から

公開日: 2013/05/18 MSW SW解体新書制作委員会 SW言語化ゼミ 寄稿

ソーシャルワーク言語化ゼミの第一期の後編を明日開催します。
参加者の1人である学生の方から、前編を終えての感想、考えについて寄稿いただきました。


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今日はソーシャルワークの言語化ゼミに参加してきました。終わったあと、ふと考えていたことがありました。

今まで、「私のように現場経験も知識も、ほとんどない人間が、言葉を発してもいいんだろうか」という思いがあって、なかなか自分の意見を人に伝えることを躊躇していました。ソーシャルワークに限らず、考えていること、思っていること、疑問、質問、相手に伝えることをどことなく避けている自分がいることに気が付きました。でも、今日思い切って言葉にしてみて、それを伝えてみて、新たな発見がたくさんありました。


何も考えずにただ黙っていること、それは謙虚であることや聞こうとする姿勢ではなく、相手から逃げるための手段にしていただけなのだなと思いました。批難されることや間違えることを避けていただけなのだと。本当の意味で相手を尊重しようとしていたわけではなかったのだと。相手の言葉や、言葉にならない想いを受け取るには、同時に自分の中の言葉にも誠実でなければならないのでは、とふと思いました。


今までのように感情レベルで反応して、見ないようにするというパターンではなく、誠実に向き合って、きちんと考えてそれを糧にできるという新しい自分のパターンをつくっていきたいと思います。



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私自身も参加者の方の「問い」やそれに対する「こたえ」を聴き、共有させていただくことで、気づくことが多いです。他者の気づきや学びを共有することの意味を、このゼミの中で再考させられています。

6/16.7/14に第二期も開催予定です。
ご興味がある方は、ぜひ。ご参加をお待ちしております。



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