新人研修運営委員を終えて
今年度の職能団体の新人研修最終回終了しました。
私は委員としてお手伝いをさせてもらい、1〜3年目
受講生の方たちが、共有体験を経て、力強く変化され
ていく過程を傍で見させてもらって、さまざまな思考
のヒントをもらえました。
ひとつのことをみんなで成し遂げることで生まれる
連帯力のようなものを、この1年間の集大成として
感じた1日でした。
本旨と逸れますが、本を一冊ご紹介します。
「ソーシャルワーク倫理ハンドブック」
日本ソーシャルワーカー協会(http://www.jasw. jp/)
が出している、ソーシャルワークの倫理綱領について
事例をまじえながら書かれた一冊です。
学生の頃に購入し、たまに手に取ってぱらぱらめくる
ということを繰り返していたのですが、今回通読し、
改めて、良著だなと思いました。
おそらく、内容は中学生くらいでも理解が可能です。
それくらい平易に噛みくだかれたこと自体が、骨の
折れる仕事だろうと想像し、諸先輩方の仕事に敬意を
覚えました。
長く現場に身を置けばおくほど、ときに戻ってくること
のできる「ホーム」のようなものが必要になると感じます。
それは、出身大学や尊敬すべき同業者の先輩であったり、人
それぞれだと思います。ソーシャルワークの価値や倫理は、
職業精神上の拠り所になるでしょう。
現実的な”場”として、SCAも多くの援助者の方々にとっての
ホームになれたらいいなと思っています。
「ソーシャルワーク倫理ハンドブック」
「ソーシャルワーク倫理ハンドブック」
………………………………………………………………………………………………