知の現場(Books)
公開日: 2012/04/21 勝手にブックレビュー
「知的生産の技術」で有名な梅棹 忠夫氏が特別顧問を務めるNPO法人「知的生産の技術研究会」編「知の現場」を紹介します。
各分野で活躍されている方々の「知の現場」がどのように創られるのかということについて、各人が語られています。
文章を書くこと。図解すること。情報を整理すること。各人の知を生み出すためのリラックス方法など、21人分のやり方を、自分にあったやり方で取り入れてみよう、という視点で読んでみると非常におもしろいです。
私自身は、書くことで、自分自身の考えや知識が深まり、技術に昇華すると考えているのですが、それにプラスαして、色々なやり方を取り入れていきたいなーと思っています。
知の現場には「書く、聞く、観察する、考える」ということがいつも存在しているのだなと読みながら思いつつ、そういった意味では、ソーシャルワーカーがおこなう「面接」も、まさに、ソーシャルワーカー自身の知をリアルタイムで生み出す「知の現場」なのだなと思いました。
上記に関する21人の賢者の「やり方」が詰まっているお得な一冊でした。
考えること、知を生み出すということは非常に楽しいことだ!と思わせてくれるのではと思います。
【こちらもどうぞ】
Blogエントリ目次:当Blogのエントリをカテゴリ別にまとめました。
「ソーシャルワーク言語化のススメ」:メールマガジン刊行中です。
Social Workers Books Store:ソーシャルワークに関する書籍をあつめました。
Blogエントリ目次:当Blogのエントリをカテゴリ別にまとめました。
「ソーシャルワーク言語化のススメ」:メールマガジン刊行中です。
Social Workers Books Store:ソーシャルワークに関する書籍をあつめました。