Books)「決断 命の一滴」~白血病・日本初の骨髄バンク ―命輝け ゼロからの出発 プロジェクトX~挑戦者たち~ [Kindle版]
公開日: 2015/12/15 勝手にブックレビュー 読書記録
白血病は、毎年5000人が発症する血液のガン。薬で完治する確率は3分の1と言われ、残りは血液を作る骨髄を他人から移植する『骨髄移植』しか手だてがない。その仲介をするのが骨髄バンクだ。平成元年、9月。やっとの思いで第1号移植への道が見えてきた。日本初の提供者は40歳の男性、岐阜の市役所職員だった。恐怖、使命感、手術が近づく中、1人の男の心は揺れた。そしてその決断に骨髄バンクの未来がかかった。日本初の骨髄バンクに挑んだ人々の、命と勇気のドラマを伝える。
日本骨髄バンクの前進は、民間の骨髄バンクで、その一人は骨髄移植を経た人であったことは恥ずかしながら知りませんでした。今当たり前のように存在している資源も、当然はじめは、志ある個の強烈な意志により生まれたのだな。
当事者発のソーシャルアクション事例としても読める内容です。
100円で、1時間で読めますので、ぜひ。
日本骨髄バンクホームページ