"転ばぬ先の社会保障"

公開日: 2014/06/11 思索 社会保障


自分が出会ったクライエントの時間軸をずっと遡って想像していたら、中学生、高校生まで遡った。「自分と出会う前に、あのとき、ああいった制度を活用できていれば、その存在を知っていれば」と想像していた。


そして、高校生への社会保障教育が、実際どんな感じなのかと思い検索。制度活用というよりも社会の構成員として社会保障を持続可能なものにするため(みんなで支えるんだ!だから保険料は収めよう!)に行動させるための教育という感じを受けた。

高校大学を卒業し社会に出たのち、「社会保障」を生きていくための権利・武器として行使できるための知識をもつことは、種々の「権利侵害」によって生じる生きづらさや生活問題の予防に寄与するのではないか?と。

「あなたの大切な人を守る困りごとお助け制度ガイド」、「転ばぬ先の社会保障」みたいな、困りごと別に利用できる制度の簡単な必要最低限の内容ポータル化されたアプリとかがあったら、自分のきょうだいとか子どもが就職したりしたら贈りたいと思うな、とふと。

たとえば、『あなたのこれからの人生において、あなたが傷ついたり悲しんだりすることが極力少ないことを誰よりも祈っているけれど、スマホの中に「お守り」的に入れておいてね、』みたいなかんじで、社会人一人暮らしをはじめる大切な人にお守りアプリをプレゼントする、とか。

そして、情報提供の仕方を情報をそぎ落としシンプルに、行動を促せるようすることは、現場で制度活用のサポートをするソーシャルワーカーの視点で組みたてることで、よりアプリを使う人にとってわかりやすいものになるのではないか?ここでもソーシャルワーカーたちの援助で蓄積された知が活用できると思う。

そんなことを考えていました。



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