研究テーマⅡ:『ソーシャルワーカーの成長を促す「問い(質問項目)」の設定と、それに対する言語化(主に書く)による援助者の成長プロセスの可視化・自覚化』

公開日: 2014/03/17 MSW 研究 思索


研究を検討したいテーマ:
『ソーシャルワーカーの成長を促す「問い(質問項目)」の設定と、それに対する言語化(主に書く)による援助者の成長プロセスの可視化・自覚化』


1.私が「書く」ことをはじめた理由

私は、今春から現場8年目になります。現場2年目からブログを書き始めました。大学時代の恩師からもらった「現場で出てから考えたこと、感じたことを書き残しておくと、きっと未来の自分へのプレゼントになります」という言葉と、奥川幸子氏の著作「身体知と言語」との出会いから、「援助者として自身の言語化の言語化、体系化を試みなければならない」と思ったのがきっかけです。


2.私が「書く」ことを5年間続ける過程で変化したこと。

ブログは不特定多数の目に触れるものですので、倫理的な問題に触れないように文章を書くためには、実践から得たものを可能な限り一般化し、抽象度をあげる必要がありました。そういった制約の中で、現場から得たものを文章にするということを5年弱続けていく過程で「ソーシャルワークの言語化」に特化したメールマガジンの発刊し、今まで56号を出し、読んでくださっている方も約170名になりました。その他、書くことで深めてきた現場で感じた問題意識を基点としたNPOの立ち上げ、そして現在は社会システムの構築に興味の矛先が向き、この4月から1年間、某大学院システム系の研究科の研究生としてゼミに出入りする予定となり、私個人のキャリア形成にも大きな影響を与えました。


3.「書く」ことを、ソーシャルワーカーの学び方のひとつとして汎化させる。

私は、私個人が「書くこと」で得てきた成長プロセスを、ソーシャルワーカーの学びのひとつの方法論として汎化させることができるのではないかという仮説を立てています。ソーシャルワーカーのキャリア形成における思考を補助する「問いの設定」と「問いに対する言語化(主に書く)」をソーシャルワーカーに行ってもらい、その後、行うインタビューをもとに、『ソーシャルワーカーの成長を促す「問い(質問項目)」の設定と、それに対する言語化(主に書く)による援助者の成長プロセスの可視化・自覚化』について研究をおこないたいと考えています。


4.問いの設定の例
まだ深められておりません。


5.研究協力者
選定は未です。


5.先行研究等
調査はまだできておりません。


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