日本のソーシャルワーカーへ。【社会福祉士・精神保健福祉士へ】By Jiro Ito氏

公開日: 2013/10/27 SCA イベント 寄稿 研修

SCAのメンバーでもあり、スピーカーをつとめるJiro Ito氏からのメッセージです。

Jiro Ito氏が行なっているネットマーケティングの考えを持ち込んだ、前例がない
ジサツ防止対策「夜回り2.0」(インターネット・ソーシャルワーク)は、世界モデルになり、Jiro Itoモデルになるのだと私は信じています。

ですから、私は、SCAの社会活動家の筆頭として、彼をメンバーにしたかった。
ゲストスピーカーの依頼は、その後、メンバー加入への誘いに変わりました。

以下、Jiro Ito氏のブログから。


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以下の話は
11月16日(土)にゲストスピーカーを
つとめることになった
SCAのプレゼン大会に関する
私の最後の告知文です。
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その日、SCAが
ソーシャルワーカーを、再定義します―。

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この11月16日(土)という日に
ワーカーは、ちょっと変わっていると思います。

 
同時に、その日、集うワーカーは
今後のソーシャルワーカー業界を
担う人たちだとも、思います。

 
日々、仕事をこなしているだけではなく、
ソーシャルワークを、自分を、
世界を、変えようとしている人々なのだ、と。
 
SCAはそれらのワーカーのために、
基地を作ろうとしています。



 
「このままでいいのか?」
「何かが違うのではないか?」
 
そのような問いを持って
働いてきたワーカーが
その日、SCAの集いに訪れるのではないか、と。


日々の実践の中で、
そういった「違和感(問い)を持つ」
ことそのものが
「Social Change Agent(SCA)」で
あることの証明なのかもしれません。

 
SCAとは「未来に魅せられた人」です。

 
過去や現在に満足しない。
自己批判を重ねる。
変化を求めて、進化を求めて、動かずにはいられない。


こういうマインドこそが、SCAなのです。

 
私は今、
インターネット・ソーシャルワークをしています。

ただの一人もやったことがない
「攻め」のジサツ防止活動です。

それはまったく新しい、未知の
ソーシャルワークの実践であり、挑戦であり
リスクの大きい冒険です。

私はこれを体系化し、
広めなくてはなりません。


さて、みなさん。
ソーシャルワーカーとはなんでしょうか?


人生の伴走者?
困っている人の支援をする人?
苦しみに寄り添う人?
社会復帰の促進を図る人?
病院とか、施設で働いている人?
環境調整をする人?

 
確かにそれもひとつ正しいでしょう。

 
もしかしたら
私たちは皮肉にも
自らのポテンシャルを
ディス・エンパワーメント
してきたのではないでしょうか。

 
一つのムラの中に
閉じこもってきた
のではないでしょうか。

 
病に苦しんでいる人、経済的に困っている人、
虐待を受けている人・・・
多くの苦しみに寄り添ってきた私たちだからこそ、
声を上げられることもあるのではないでしょうか。

 
それは、その声を社会にフィードバックして、
社会そのものを変革していく(Social Change)、
という事です。

 
その時私たちは
「社会起業家」「ソーシャルイノベータ―」
「チェンジメーカー」などと世間からは
呼ばれるかもしれません。


さて、ビジネスの世界では
ドメイン(事業定義)という考えがあります。

こんな話を聞いたことがあります。


鉄道事業が、どの会社も衰退し始めていた時代。

A社はそのまま鉄道事業に専念した。
一方、B社は
「鉄道事業」から「総合輸送会社」へと
自らの事業定義を、時代にあわせて、変えた。

結果はどうだったか。
それは、あまりにも自明です。



その日、SCAが
ソーシャルワーカーを、再定義します。


ソーシャルワーカーは
これから、
社会を変革(Social Change)する。



そして、

ソーシャルワーカーは、

ソーシャルワークが

もっと、好きになる。


 
ジロウ・イトウ
(Jiro Ito)


【スピーカー・プロフィール】
 
インターネット・ソーシャルワーカ―。

学習院大学法学科卒業。
人事コンサルティング会社(EAP)を経て、
産業カウンセラー,精神保健福祉士等の資格を取得後、
都内精神科クリニックにて勤務。

新しい復職支援プログラムを開発。
自院プログラムを半年以上かけて一新させ
主にうつ病のビジネスパーソンの支援を行った。

現在、ネットマーケティングの考えを
持ち込んだ、前例がない
ジサツ防止対策「夜回り2.0」を開発、実施している。

現在『インターネットは自殺を防げるか』
著者の末木新先生(和光大学)の協力をえて
新しい支援モデル構築を行っている。

NPO起業準備中。


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