モノから情報へ (-価値大転換社会の到来) (Books)
公開日: 2013/02/03 勝手にブックレビュー 読書記録
書籍名の「モノから情報へ」について丁寧に書かれているものが読みたいなと思っていた時に出会った一冊。著者は電通→立命館大教授。参考文献等も豊富で、歴史的経緯も踏まえた内容は素人の自分にも非常に理解しやすかった。
情報化と生物発生のしくみについて、書内で紹介されている梅棹忠夫氏の
「三胚葉の分化を、人類史における産業の発展の三段階に対応させているのである。すなわち、最初は消化器官系の機能充足をはかる食料生産が 主となる。つぎに筋肉系の機能充足をはかる物質・エネルギーの生産が主力となる。最後に脳神経系、感覚器官系の機能充足をはかる情報の生産が主力となる」
という説明が妙に腑に落ちた。
「情報の文明学」http://goo.gl/5YvOb
という1988年の著書。
「情報の文明学」http://goo.gl/5YvOb
という1988年の著書。
こちらも読んでみようと思う。