30日間、5時半起きを継続してみましたレポート

公開日: 2012/08/18 思索 勝手にブックレビュー 読書記録

本エントリは、タイトル通り「30日間、5時半起きを継続してみましたレポート」です。



「仕事でイライラする…」→「余裕がなくなる」→「さらにイライラする」

→「仕事に影響が出る」→最初に戻る。

今年になり、上記のようなことが多々あり、どうにかしなければと思っていました。


色々と考えた結果、自分の習慣と時間を配分の仕方を見直し、考えて、実行に移してみようと考え、その後、まず着手したのが「朝の時間をつくる」=早起きをするということでした。


ちなみに、早起きについては、就職してから10回以上は目標として掲げては、継続せず挫折した経験があります(エラそうに言うことではありませんが。笑


またスタートして1ヶ月ですが、中間レポート的なところで、経過報告を勝手にさせてもらおうと思います。




自分の時間の配分の仕方を見直し、行動を変えていく。

まずはこれが一番大事だなと思いました。
自分が、24時間をどのように使っているかは、きちんと書き出してみないとわかりませんでした…。

1. 自分の時間配分状況を把握する(現状を把握するために…)


現状把握のために、まずはエクセルで、1日の時間割をグラフ化し(ざっくりですが)、その上で、「こういう1日を過ごしたい」という理想の時間割をグラフ化し、比較をしました。内訳は、以下のようにわけてみました。


・移動時間・仕事準備

・出勤準備・食事・入浴・寝る準備
・睡眠
・仕事
・余暇に使える時間(勉強、読書、人と会う、運動など)




睡眠と、仕事の占める時間を多いことに驚きました。

当たり前と言えば当たり前なのですが、こうやって見てみると、自分が置かれている状況と、その時間の中で、自分の学びたいことや、仕事以外にやりたいことに使える時間が限られていることに気づき、だからこそ、その時間を「どう配分して使うか」という意識が自分の中に芽生えました。


2. 増やしたい行動、減らしたい行動を明確化する

自分の時間配分状況が確認し、次に行ったのが、
「増やしたいこと、減らしたいことを確認し、それを書き出す」
という作業です。

わたしは、まず、読書・勉強する時間をつくったり、朝に人と会うために、「朝早起きをする」という行動を増やすことにしました。

その上で、1日の時間割を組みなおしました。

朝起きてから夜寝る前までの時間割を作成し、紙に印刷し、家の目の付くところに貼り、手帳に貼り、と常に目の付く状況にしました。(見える化をしました)


3. 行動の増減等を記録し、計測する。


その行動を、いつからはじめて、どれくらい続いているか。

それによって、どのような効果があったり、体感できる変化があったなどを
日々簡単に書き記すようにしています。

これは、時間配分状況を把握し、増やしたい・減らしたい行動を明確化し、

そして、その行動を「習慣化」させるためにすごく大事なことだなと痛感しました。
(これができないと三日坊主になってしまうのです…)


上記のような流れで、5時半起きを1ヶ月間継続しました。


【早起きし、できた時間でやったこと】

・出勤前、朝7時から友人と会って話をしたりする時間にあてました。
・朝の2時間弱を勉強や読書に使うことができました。

【その結果どうだったか】

・積ん読状態の本が減りました。
・朝から活動すると、始業時間には脳が活動モードに入っているので、
 仕事にも好影響がありました(つまりは残業が減りました)


何より、朝早起きする(余裕ができる)と気分が前向きになれる!=イライラしない!


これが、自分に一番嬉しかったことでした。



次は3ヶ月継続、「習慣化」を目標に継続をしていこうと思っています。



最後に、今回の「早起き大作戦」の参謀となっていただいた一冊を紹介します。



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新版「続ける」技術 著:石田淳(フォレスト出版2545)

継続するための方法を「行動」に焦点をあて、行動科学の視点から記した一冊です。
著書の中で、「継続する秘訣」を以下のように書かれています。


1.継続すべきかどうかを決める
「自分が続けようと思っていることは、本気で続けたいことだ」と確認する

2.どの行動をターゲットにしたいかを決める

3.ゴールを設定し、周りに公開する

4.計測、測定する。
目標を達成できたかどうかを知るためには、客観的なものさしで測定する必要がある。
日々の結果をグラフに表し、ターゲット行動の増減を計測する。
ゴール設定に数値が必要。目標と結果を数値化すると「達成できたかどうかが誰の目にも明らかになる」計測の期間を区切ることも大切。

5.チェック
行動が増えているか減っているかをチェックする。
思わしい結果が出ていないとしたら、ステップ1からやり直す必要がある。
自分の取り組みが間違っていないかを検証するにはチェックが欠かせない。




習慣を科学する。

今回の「早起き」を継続するにあたって、とても助けになった一冊でした。
ぜひご一読されることをおすすめします!

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