社会資源データベース&マップをgoogle mapで作成する方法を紹介します
公開日: 2012/04/08 MSW 社会資源データベース
みなさんの勤務先では、社会資源の情報をどのように管理していますか?
紙ベース、はたまたエクセル、アクセス、ファイルメーカー等でしょうか?
”ソーシャルワーク・タスク・マネージャー”(社会資源情報管理データベース版)の開発を行ないましたが、本エントリでは、インターネットに繋がる環境さえあれば、簡単に社会資源データベース兼マップが作成できる方法について紹介します。
ここでは、googleの提供している「google map」の「マイマップ」機能を使用します。
(利用するには、googleのアカウントを取得する必要があります。無料です)
下記画面の「地図を作製」ボタンを押し、作成する地図の名前をつけます。
例えば、以下のように「老人保健施設」「病院情報」など、カテゴリ別にわけるなど。
わかりやすいカテゴリ名をつけるとよいと思います。
作成した地図は「マイマップ」として保存されます。
以下、例として「首相官邸」をマイマップとして作成した「老人保健施設」に追加する場合です(なんで首相官邸かっていうツッコミ禁止!!笑
まずは、マイマップに追加したい社会資源の名前を検索します。
例えば、勤務先が日頃連携を取っているところを検索してみましょう。
ほとんどのところは登録されています。現に私の勤務先近隣の病院、老人保健施設等は、全て登録されていました。
該当するところが見つかったら、「保存」を押し、マイマップに保存の「どの地図に保存しますか?」という問いに従い、事前に作成したカテゴリを選択し、保存していきます。
上記手順を繰り返し、片っ端から社会資源を保存していくと、立派な社会資源データベース兼マップが出来上がります。
電話番号、住所を手入力で打ち込む必要もないですし、なにより、iPadで閲覧すれば、患者さん家族の自宅からどのような経路で、どんな公共交通機関で、どれくらい時間がかかるかが一発で、ビジュアルで共有できます。
この便利さに気づいてしまうと紙ベースには戻れません…笑
ちなみに、私はファイルメーカーで作成した社会資源データベースをgoogle mapに連動させたものを作成しました。(現在の職場では環境上、使用できていません…泣
また機会があればエントリにて紹介できればと思っています。
本エントリで紹介した方法は、多少のITのスキルがあれば、ものの数分でできますので、ぜひお試しくださいませ。
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