小児医療のためのプレパレーション支援ツール
公開日: 2010/08/25
嬉しいニュースです。_______________________________
トムス・エンタテインメント(東京都新宿区、岡村 秀樹社長)は、新たに小児医療分野へと業容を拡大し、検査や治療を受ける子どもの診療意欲を高めるとともに、効果的・効率的な小児医療環境を実現するプレパレーション支援を目的とした世界初のアニメ視聴端末「スマイルタッチ」を発表した。同時に同製品の予約キャンペーンを開始し、ウェブサイトや専用窓口を通じて事前予約を受け付けている。また、9月23日(木)から日本国内の医療機関向けにレンタルを開始する予定。
NewsAsiaBiz2から転載。
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プレパレーション(preparetion)とは、「心理的準備」と訳され、子どもが医療を受ける際に、子どもが納得できるような方法で説明を行い、子ど もや親の対処能力(頑張ろうとする力)を引き出す環境を整えることで不安や恐怖・混乱を最小限にすることです。子どもの意思を尊重したケアの一つとして、 年齢や理解力に応じて、絵本や紙芝居、おもちゃなど様々なツールを使って行われます。
e-プレ・コミュニティより転載
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大学時代、ニューヨークとフィラデルフィアの小児病院の見学に同行させていただいたことがあるのですが、そこでお会いしたチャイルド・ライフ・スペシャリストの方が、子どもと一緒に人形を使って検査などの説明をしていて、子どもにも人形を操ってもらって、注射や点滴をする過程を人形を通してシュミレーションしてもらったりしていました。(チャイルドライフスペシャリストについては…日本チャイルドライフ研究会HP)
ただでさえ痛かったり怖かったりする検査や治療について、子どもの理解力に合わせた説明を様々な方法・ツールを用いて行うことで、子どもの不安や恐怖を軽減するということに企業が目を向けてくれるのはとても嬉しいことです。
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