たった1人でも参加者が来てくれたなら、それは立派な企画だよ
公開日: 2017/02/23 SCA
企画への協力の依頼をしに、尊敬する同業者の方々との打ち合わせに周った1日。
社会人になってはじめて、求められるわけでもなく、自らおこした企画はなんだったか、帰り道、ふと考えた。
病院勤めをしていた4年半ほど前、深井 次郎 さんが講師をされている社会人学校に通っていた自分は、”ソーシャルワークを語る会”、というベタなネーミングの自主勉強会をやろうかどうか迷っていた。
社会人になってはじめて、求められるわけでもなく、自らおこした企画はなんだったか、帰り道、ふと考えた。
病院勤めをしていた4年半ほど前、深井 次郎 さんが講師をされている社会人学校に通っていた自分は、”ソーシャルワークを語る会”、というベタなネーミングの自主勉強会をやろうかどうか迷っていた。
『たった1人でも参加者が来てくれたなら、それは立派な企画だよ。0人だったら考え直せばいい。』
内容は正直うろ覚えだが、深井さんがかけてくださった、そんな言葉が背中を押してくれた。
背中を押された自分は、ベタなネーミングの会の告知をインターネットの海に放り投げた。
初回は、5人が参加してくれた。
その後、約1年半、計9回を終えたのち、参加してくれた人、3名に声をかけ、任意団体としてSCAをつくった。
『たった1人でも参加者が来てくれたなら、それは立派な企画だよ』
自分にとっての使命とは、自分が勝手に背負うものでもあり、他者から引き継がれるバトンのようなものでもある。そんなことを思う。
深井さんがかけてくださった言葉にはとても感謝している。