組織が安定に向かうとき
公開日: 2015/07/15 思索
『組織というのはどうしても生き延びようとする』のだとしたら、(やろうとしていることの性質上)、運動体の要素が強いくらいのほうがいい。「組織の消滅」というプログラムを組み込んでおくべきだ、と。そうしないと、どうしても組織は、「安定」に向かう。
昨年、某大学院のゼミで、構想について話をさせていただいたときに、某切れ者エンジニア(40代)の方から言われた一言が蘇った。
「システムを稼働させ続けることが目的か。それとも、システムによって、なにかを成し遂げることが目的か。後者であれば、システムが必要なくなるときはどんなときかを考える必要があるのでは」
先日、あらためて、ジャブを浴びせられて、エンジニアの方の鋭い眼光が脳裏に蘇った。
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