ソーシャルワーク・ライター講座レポート

公開日： 2015/02/17 イベント 言語化

２回に分けて開催したソーシャルワーク・ライター講座が本日終了しました。

１５年越えのベテランの方から、今春現場に出る学生さんまで計７名の参加がありました。講座終了後も１ヶ月間、書くトレーニングを習慣化するためのプログラムを一緒に行ってもらうという内容のものです。


本講座のテーマは、「自分について書くことは、自己覚知と自己研鑽の型を身につけることに役立ち、他者や社会に向けて書くことは、自分の得てきたものを価値として提供するということにもなる。」ということです。
２種類のワークシートを使い、「自分について知る」、「自分の過去の経験を、言葉を通し、他者への価値提供できるかたちに変えていく」という２つのフェイズを参加者の方に行ってもらうプログラムを行いました。


参加された方の、「自分の悩みが他者への価値提供に変わる」という気づきを得られた、という言葉が印象的でした。


経験年数に関わらず、気づきや経験を言葉にすることで、他者に対する価値を提供できると思っています。

一人一人の経験には価値がある。
自身の経験が他者のために活きる。
それは、自分の経験や重ねてきた時間を肯定することにもなると考えます。


そんな価値提供の仕方を見つけるサポートをできたらと思っています。



＊ソーシャルワーカーがなぜ社会に対し発信を行う必要があるのかについての私見を以下に記しました。よろしければご一読ください。
ソーシャルワーカーたちが社会に向けて発信する意義について考える(社会福祉士・精神保健福祉士・介護福祉士)

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