ソーシャルワーカーの教育的機能の向上について(雑感)

公開日: 2013/06/17 MSW 教育




半年に1回くらい思うこと)

MSW部門に10名くらいソーシャルワーカーがいて、大学3.4年生を研修生としてマンツーマンで1年くらい受け入れて、(あそこで研修したならぜひ欲しい!というくらいの感じで)戦線に送り出せる機関があれば、ぜひ、そこで働きたい。



7年間も後輩がいない場所で働き続けることの危機感を感じる。
会の損失だ…。



「時間がないから、実習生、研修生を受け入れられない」っていうのはおかしい。
「実践、教育、研究」という専門職の三種の神器が欠落していたら、それはもはや専門職ではない…


ひとつ前の職場は、年に5人くらい実習生を受け入れてて、クソくだらない質問から、膝を打つ質問まで、学生から「問われる」環境にいたことの意味を最近になって改めて考えている。


教える機会がなくて、個々の教育的機能の向上が成されないのは、長期的にみても、ソーシャルワーク業界の損失だ。この構造をどうにかしたい…。


5年目は3年目に教える。3年目は1年目に教える。


そこで得られるものは、現場でクライエントと対峙して学ぶこととはまた違ったものになる。問われ、教えることで、自分の実践を捉える枠組みを知ることができるし、枠組みの外にある、捉えられていないものの存在にも気づく機会になる。


ここ、2,3年で試行錯誤して、準備して、トライ企画して、この構造に小さな企みのメスを入れていきたいと思っている。


楽しんで、やる。そうじゃないと続かないから。


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