他職種との恊働から生み出す価値を最大化するための「”お願い上手”力」について考える

公開日: 2013/05/06 MSW SW解体新书制作委员会 思索



以前に過去エントリチームとしての力を総動員することを目的とする「他機関・他職種への連携アプローチ」に関する一考察で、他機関・他職種連携における、『「やるべき仕事の意味を他職種と共有、投入できるリソースを総動員し、最大限のパフォーマンスを発揮してもらう」という連携アプローチ。』について記しました。


この文脈における「連携アプローチ」について、ざっくり概念化して一言で言い表すと、連携アプローチには「お願い上手力(おねがいじょうずりょく)」が必須だと思っています。本エントリでは、「お願い上手力」を数式を用いて表してみました。




お願い上手力
(整理上手力+お伝え上手力)×空気読み力



1.整理上手力

=複雑化されたものたちを、単純化し、分類し、整理する力


2.お伝え上手力

=整理されたものを、他者に論理と感情の両側面から、きちんと伝えることのできる力


3.空気読み力
=他者の状況や、手持ちの資源等(時間、能力)を見積もることができ、伝えるタイミングや場面設定に考えを及ばせることができる力

お願い上手力は、上記3つの力から構成されていると考えました。


どんなに、1,2が優れていても、3がゼロであれば、「お願い上手力」はゼロに等しくなります。
逆に3が高ければ、1,2の効果が最大限に発揮されると考えましたので「×(掛け算)」としました。


ソーシャルワーカーが1人でできることはそう多くはありません。
だからこそ、他職種に対して、どう効果的にアプローチするかということを、真剣に考え、自分なりの方法論を持っておくことは大切なことだと考えます。



ちょっと、半分ふざけてますが、本エントリでは、数式を用いて、考えてみました。



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